Que sera sera線維筋痛症と共存しつつ猫とまったりのんびりの日々。
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Ads by Google | --/--/--線維筋痛症手記(再掲) | 2009/03/02
3年前、高校教師の友人から「今度初めて担任を持つので
ロングホームルームの教材にしたい」と頼まれて書いた物。 パソコン買い替えで整理してたら出て来ました。 考え方とか当時と同じでは無いし、細かい症状なんかは相当変わってるけど、 其の生徒達も昨日卒業した(筈)との事だし折角だから(?)再掲。 (友人本人は異動した為見送ってないけど。) 2006.03.31記。 <はじめに> 私が患っているのは「線維筋痛症」と言う病気です。 原因はわかっていません。 症状は主に「激しい全身の痛み」。 少しの刺激でも激痛に変わります。 その痛みは 「皮膚をえぐられて塩を塗られているみたい」 「全身を高圧電流が流れている様」 女性なら「陣痛より痛い」 男性なら「急所を蹴られたより何十倍も痛い」 などと、人によって様々に表現されます。 とにかく想像もつかないくらい痛いのです。 他にもいろいろな症状が合併して、非常に苦しみます。 でも見た目には何の異常もありません。 病院で検査しても何も出ません。 嘘の病気だと、医者にすら思われる事もあります。 そんな、まだまだ知られていない病気です。 これから、私と「線維筋痛症」についてお話しようと思います。 <病気の症状> 「はじめに」で書いた様に、私もとにかく全身が痛みます。 他の症状としては、私の場合 ・頭が痛い。耳鳴りがする。 ・痛みで起き上がっていられない。同じ姿勢でいられない。 ・手が震えて思う様に動かない。物を落とす。 ・吐き気がする。胃腸が痛い。 ・痛みでうまく歩けない。 ・めまいがする。 ・脈が速い。 ・すぐ疲れる。 ・物忘れがひどい。 ・うつ状態にしばしばなる。 など、数え切れないほどあります。 <病気の背景> 原因不明の病気ですから、はっきりとした原因はわかりません。 ただ私の場合、家庭で受けたストレスが最も大きく関わっているのでは ないかと思っています。 私は「アダルトチルドレン」です。 聞き慣れない言葉かもしれませんが、これは 「子供時代に主に親子関係の中で心の傷を受け、 この心の傷が癒される時期が無いまま成長し、 その影響で現在も“生きにくさ”に悩んでいる成人」 の事とされています。 (興味を持った方は、ぜひ調べてみて下さいね。) 私は一人っ子、私の父も一人っ子です。 高校生まで、祖父母と両親の五人で暮らしていました。 家でたった一人の子供だった私は、大人四人の重すぎる期待を受け、 いつも期待された通りの「いい子」でいなければなりませんでした。 自分に仮面をかぶせなければつぶされそうでした。 それが実家に住んでいるうちは「当たり前」だったのですが、 大学に入り、一人暮らしを始めて、初めて実家の窮屈さに気付きました。 それが一番の原因となって、体を壊したのだと自分では思います。 <落ち込んだ点> 体が思うように動かなくなった事に一番絶望しました。 本当は、私は歌を歌いたいと思っていました。 なのにミュージカルの出演がやっと決まって、稽古が始まって少しした頃に 症状が悪化し、舞台も歌う事も諦めなければならなかったのです。 夢を奪われて、日常生活すら一人では危うくなって、 自分は何のために生きているのだろうかと何度も思いました。 <病気が理解されなくて辛かった事> 正直に言って、病気になった本人でなければ この辛さを理解する事はできないと思っています。 だって、見た目にはどこも悪くない様に見えますから。 なかなか治らない難しい病気だなんて事もわかりません。 だから実家の家族などに 「頑張りなよ」 「気合いが足りないんじゃないの」 「薬飲み過ぎてるから余計病気になるんだよ」 なんて言われると悲しくなります。 頑張れないから苦しいのに「頑張れ」なんて言わないで欲しい。 心持ちの問題にしないで欲しい。 すぐに治る病気と一緒にしないで欲しい。 ただ温かく見守って欲しいだけなのに、傷つくばかりです。 見た目にはわからない病気なので、外を歩いていても いろいろと辛い事に当たります。 人ごみや満員電車などで周りに当たるとそれだけで痛いのに、 誰もそんな事は思いません。 「杖」を目印に持っていなければ、席を譲ってもらえる事もありません。 立っていられず優先席に座っていると、 若い私には冷たい視線が向けられます。 見た目で判断できないのだから仕方ない事ですが、 社会全体がもっと優しくなってくれれば、と願わずにはいられません。 <周りの支え> これまで辛い事ばかり書いてきましたが、 私は病気に選ばれた事に感謝しています。 一番の理由は、人の優しさを知った事。 たくさんの人の、さりげない心遣いがこんなに嬉しいと思える様になったのは 病気になったおかげです。 夫は何もできない私を見捨てもせず、自分は仕事で忙しいにもかかわらず 食事を作るなどの家事をやってくれ、ゆっくりできる様にと甘えさせてくれます。 夫の両親は、こんなふがいない嫁なのに 「お前はもううちの娘なんだから、やれる事をやってやるのは当然」と とても良く気にかけてくれます。 友人は余計な気をつかわず、でも私の体を思いやってくれながら 普通に接してくれます。 インターネットを通じて、同病の仲間ともたくさん出会えました。 人がこんなに温かいと感じさせてもらえて、私はとても幸せです。 <最後に> 「病気」と言う困難にぶつかって。 たくさん考える事がありました。 人の優しさもみにくさも知りました。 健常者ではわからない目線で物を見る事もできました。 「線維筋痛症」に選ばれて、たくさんの事を得られました。 この事を、これからの人生に生かして行きたいです。 病気を通して、私は精神的に成長できたとも思います。 うつ状態になって死にたくなったりもしますが、 それでも生きて、全ての人に恩返しがしたいです。 たくさんの「ありがとう」を言いたいです。 ここまで読んで下さって、ありがとうございました。 コメント
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